2023/05/19

pyfa(3)

この記事では、前回調整したトラベルFITを基にして、標準型スリーパーキャッシュでセントリータワーを攻撃する為に、サイト内で換装する攻撃用FIT(sleeper attack)を作成して調整します。


FITを複製する("Fitting"タブ)

まず、pyfaの左側の領域にある"Fittings"タブを表示します。pyfaはFITを宇宙船の種類>船名>FIT名の3階層で管理しており、"Fitting"タブでは3階層のうち1つをリスト表示しています。
Fittingsタブの宇宙船の種類リスト

階層を移動するにはリストの項目をクリックするか、上に5個表示されているナビゲーションボタンのうち、一番左のボタンを押すことで宇宙船の種類のリスト、左から2番目のボタンで階層を一つ上に移動することができます。

Fittingsタブのナビゲーションボタン

真ん中のボタンは、FITが登録されている船のみ表示するか全ての船を表示するかを切り替えます。右から2番目の時計みたいなボタンは最近表示したFITを表示します。一番右のルーペのボタンをクリックすると入力フィールドが隣に表示されて、文字列でFITを検索することもできます。

宇宙船の種類でFrigateを選択すると、下記のようにFrigateの船名の一覧が表示されます。

FittingsタブのFrigateの船名一覧

一覧からHeronを選択すると、先ほどの"sleeper travel"のFITが表示されます。

FittingsタブのFIT名一覧

この"sleeper travel"FITの複製を作成して、FIT名を"sleeper attack"に変更することにします。まずは、FIT名の右にある緑の+ボタンをクリックすると下記のように複製することができます。

FIT名を"sleeper attack"に変更し、真ん中のチェックボタンを押してFIT名を確定します。

歯車ボタンを押すとFIT名を変えることが出来て、右の"-"ボタンを押すとFITを削除します。

次にFIT"sleeper attack"を編集する為に、名前をクリックしてFITを表示します。

FIT"sleeper attack"は、標準型スリーパーキャッシュでセントリータワーの攻撃を避けながらハッキングと攻撃をする為に、サイト内で換装するFITです。その為に下記の性能が必要です。

  • セントリータワーの攻撃に何発か当たっても耐えることができるシールド
  • セントリータワーを倒すための武器
  • セントリータワーの攻撃を耐えながらハッキングを行う為のデータアナライザ

そこで、"Cargo"タブに載っているいくつかのモジュールをドラッグアンドドロップして、下記のようなFITに換装しました。ついでに全部のモジュールをActiveにしておきます。

攻撃用FIT"sleeper attack"

換装内容はミドルスロットのみで、MWDをAfterBurner(AB)に変更してデータアナライザ以外の装備をシールドを強化する装備に変更しています。

なぜ、MWDをABに変更したかというと、MWDを起動するとシグネチャ半径が大きくなるのでセントリータワーの攻撃が当たりやすいからです。ABはMWDより最高速度は遅いけどシグネチャ半径が大きくならないです。なるべくセントリータワーの攻撃を避けたいのでABに変更しました。

FIT"sleeper travel"(MWD起動時)のシグネチャ半径(Signature)は253

FIT"sleeper attack"(AB起動時)のシグネチャ半径(Signature)は50.2

右上のスキル本が緑色なのでスキルは大丈夫そうです。それと、全部のモジュールをActiveにしてもキャパシタはStableです。

キャパシタがStable

FITのタンク性能と攻撃属性(Resistances)

次にFITのタンク性能(防御性能)を見てみます。タンク性能は"Resistances"(耐性)と"Recharge rates"(回復量)を見ますが、攻撃用FITには回復するモジュールを装備していないので"Resistances"だけ見ます。

Resistances(耐性)の性能

ゲーム内の装備ウィンドウと同じように上からシールド、アーマー、ストラクチャの順に各属性のレジスタンスが並んでいますが、一番したのゲージが装備ウィンドウにはありません。これは、相手の攻撃属性(damage pattern)で相手によって変わります。

EVE Onlineではダメージに4種類の属性があって、相手の攻撃属性と自分の船の耐性属性によって実質的に耐えることが出来るダメージ量(EHP, Effective HP)が決定されます。

ゲーム内の装備ウィンドウでは、暗黙的に全属性が等しい攻撃を仮定したEHPが表示されており、相手の攻撃属性を設定してFITのEHPを確認することが出来ませんが、pyfaでは相手の攻撃属性を指定することで、その攻撃属性に対するEHPを確認することができます。

上の画像では、攻撃属性は全属性が等しい(各25%)のですが、標準型スリーパーキャッシュで攻撃してくるセントリータワーは、攻撃属性がEM50%+Therm50%です。どうやったらそんな情報が分かるかというと、ゲーム内でセントリータワーをターゲットして右クリックメニューから"Show Info"を選ぶと表示されます。

標準型スリーパーキャッシュに出てくるセントリータワーの1つ

標準型スリーパーキャッシュにはRestless/Wakeful/Vigilant Sentry Towerという名前の3種類のセントリータワーが出てきますが、どれも攻撃属性は同じです。一方でDPSやHP、シグネチャ半径などの情報は表示されていません。Webでこれらの名前を検索するとそういった情報をまとめているサイトがいくつかあるので、僕はそこで調べています。

攻撃属性を変更するには"Resistances"の横にある"三"の形をしたアイコンをクリックして想定する武器やNPCを選択しますが、ここでは自分で攻撃属性の情報を登録してみます。

攻撃属性の情報を登録するには、メニューバーで"Editors > Damage Pattern Editor"を選択します。

メニューバーで"Editors > Damage Pattern Editor"を選択

すると攻撃属性情報の名前を設定するダイアログが表示されるので、適当な名前として"Sentry Tower"を入力します。

攻撃属性情報の名前を設定するダイアログ

すると、攻撃属性を入力するダイアログが表示されるので、EMとThermの入力欄に同じ数字を入力します。

攻撃属性を入力するダイアログ

入力し終わったらダイアログを消しても大丈夫です。

"Resistances"の横にある"三"の形をしたアイコンをクリックすると、登録した"Sentry Tower"が表示されているので選択します。

攻撃属性"Sentry Tower"を選択

すると、攻撃属性のゲージがEM50%+Therm50%に変わって、ゲージ横のEHPの数字も変わりました。

これによると、シールドは3.15k EHPのダメージに耐えられるようです。このことを「ダメージパターンEM50%+Therm50%に対してシールドバッファが3.15k EHP」と勝手に呼んでいます。

シールドバッファはちょっと少なめですが、2発ぐらいは攻撃が当たってもぷちっとこなこなにはならなさそうです。でも試しに、ミドルスロットの"Small Shield Extender II"を"Medium Azeotropic Restrained Shield Extender"にアップグレードしてみます。

"Medium Azeotropic Restrained Shield Extender"に変更

シールドバッファが4.44k EHPに増えましたがPowerGridが足りないようです。そこで、ロースロットの"Nanofiber Internal Structure II"を1つカーゴに入れて、代わりに"Micro Auxiliary Power Core II"を装備してPowerGridの上限を増やしてみます。

"Micro Auxiliary Power Core II"を装備

これでPowerGridはなんとか足りそうです。Nanofiber Internal Structure IIが1つ減ったので最高速度とアライン時間が少し性能低下しましたがそれほど影響はないです。

でも換装するモジュールの数が増えてきて、換装する内容を忘れてしまいそうです。シールドバッファを増やすのはやめにして、CTRL+Zを何度か押して変更前のFITに戻しました。ぷちっとこなこなになったら諦めます。


FITのDPSとドローンの設定("Drone"タブ)

次にFITの攻撃性能を見ると、武器をActiveにしているのにDPSが0のままです。

DPSが0

FITを見みるとLight Electron Blaster IIに弾薬をチャージし忘れていました。右クリックして"Charge"から、DPSが高いけど射程が短いT2弾"Void S"を選択します。弾薬を設定すると同じモジュール全てに適用される設定にしているので、片方のLight Electron Blaster IIのチャージを変更したらもう片方もチャージされています。

LIght Electron Blaster IIに弾薬Void Sをチャージ

ドローンのDPSも0なので、下部領域の"Drone"タブも見てみます。

ドローンは載っていますが左のマークが"x"になっているので、マークをクリックしてActiveにします。
すると、DroneのDPSは0じゃなくなったけど、Resourceのゲージが1つ赤くなってしまいました。

赤くなっているゲージはドローンのバンド帯域(ドローンを同時に出せる数に関係)です。確かにドローンは7機も出せないです。7機で35だから3機なら15でいけそうです。そこで、3機だけ起動するように"Drone"タブの中身を変更します。

"Drone"タブのドローンを右クリックして、ポップアップメニューから"Split Drone Stack"を選択します。

ドローンの数を入力するダイアログが表示されるので、3を入力してOKします。

すると7機のドローンの欄が4機と3機に分かれるので、3機の方だけ起動するようにします。

これで赤くなったゲージも緑になりました。

改めてDPSを見ると武器もドローンも0ではなくなっています。

ブラスターとドローン合わせてDPS136になりました。

でも少し心配が残っています。前回スキルが足りないから安直にロケットからブラスターに武器を変えたけど、セントリータワーの攻撃をオービットして避けながらブラスターでセントリータワーに攻撃が当てることが出来るのか心配です。

次回はpyfaのグラフ機能を使って、Puchitto Konakonaが乗る攻撃用FITがオービットをしながらセントリータワーに攻撃を当てられるのかを調べてみます。